風邪について 冬に風邪をひくことが多いのは何故? 風邪のウィルスは1年中存在しますが、乾燥に強いものが多く、冬の乾燥した空気はウィルスが増殖する絶好の場です。また、室内も暖房によって乾燥していますので、ウィルスにとっては住みやすい環境になっています。夏のように湿度が高いとウィルスが弱まるので、風邪をひく人が少なくなります。 風邪のウィルスは1000種類以上有るといわれています。1度ある種の風邪をひくと、通常、同じ風邪はひきませんが、別の違う種類の風邪をひきます。 風邪をひかないようにするには? 私達の体は、ウィルスなどに対して免疫によって守られています。血液のリンパ球にNK細胞という免疫細胞があり、それが私達の体を守ってくれています。このNK細胞はガン細胞を殺してしまうほど力があります。その力を活発にしてあげればいいのです。 それには、規則正しい生活をする、睡眠をしっかり取る、バランスのいい食事をする、ストレスを溜めない等をして私達が本来持っている免疫力をUPさせればいいのです。また、笑うことはNK細胞の活性を高める効果があります。 風邪をひいてしまったら? 食欲があれば、蛋白質、ビタミン、ミネラルの豊富な食べ物を摂るといいでしょう。食欲がなければ、無理して食べても胃腸の負担になるだけなので、食べなくてもいいです。ただし、水分はしっかりと摂りましょう。 入浴は、熱がそれほど高くなければ入った方がいいです。ただし、湯冷めしないように注意しましょう。汗をかいた下着をこまめに変えるなどして、身体を清潔に保ちましょう。そして、睡眠をしっかり取ることが、一番重要です。 風邪薬は、風邪のウィルスを退治してくれるものではありません。風邪は自分自身が持っている治癒力で治るのです。自分の体に備わっている力を信じましょう。 また、風邪をひくことは、悪いことと思われがちですが、東洋医学では、必ずしも悪いことと考えていません。 「疲労がピークになると風邪をひき、身体の歪みを正す」と言われています。また、「熱は血液を浄化する」とも言われています。 現代医学でも最近は風邪の不快な症状(熱、咳、鼻水などの)状況下において、人の体は、ガン細胞をやっつける白血球の働きがよくなる。いわゆる免疫力の高い状態になるといわれています。 最近のお医者さんも、熱をあまり下げないようにする人も増えてきました。出来るだけ自然に風邪を経過させた方が免疫力も上がります。 風邪の時、均整での施術は? 東洋医学では、風邪は背中からひくといいます。背筋、首筋がぞくぞくしたり、凝ってきたら注意が必要です。そうなる前に後頭や背中の凝りを日頃から取っておくといいのですが、風邪をひいてしまった場合、「均整」の施術では、体力のある人には、熱を出させてしまう施術を行います。 熱が出てしまった方が、早く快復しますし、身体にはいいです。具体的には、胸椎6番と経絡の胆経(足の外側を走っている経絡)を使います。
風邪について