股関節の構造
股関節は胴体と脚を繋ぐ関節です。詳しく説明しますと寛骨と大腿骨骨頭を繋ぐ関節です。この関節は臼関節になっています。
臼関節とは餅を突く臼(ウス)のような形をしています。股関節は、そこに球状の大腿骨骨頭がはまりこんだ形からなります。
臼関節は色々な方向に動くことの出来ます。肩関節も臼関節ですが、肩関節は脱臼しやすい構造ですが、股関節は周りの靭帯が強力なため脱臼しにくい関節です。
この股関節を臀部の筋肉(大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋)や腹部からの筋肉(大腰筋、小腰筋、腸骨筋)等で支えています。主なものは以下のものです。
| 図1 大臀筋・・・寛骨外側の大きな筋肉で臀部をすっぽり覆う。 |
| 図2 中臀筋・・・腸骨の外側で小臀筋を覆っている。 |
| 図3 小臀筋・・・腸骨の外側から起こり大腿骨外側に付く。 |
| 図3 梨状筋・・・仙骨孔の外側から起こり大腿骨外側に付く。 |
図4 大腰筋・・・大きな円柱形の筋肉で腰椎前面から起こり、
大腿骨内側の小転子に付く。
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股関節を支えているそれらの筋肉のバランスが悪くなると、股関節に負荷がかかり痛みが発現します。
股関節痛の原因
股関節痛になる原因は色々ありますが、具体的には、
①椅子に脚を組んで座る
②反り腰等の悪い姿勢で長時間立ち仕事をする
③横座りをよくしてしまう
④バレリーナのように股関節を酷使する運動をする
⑤加齢や体重増、運動不足等により股関節に負荷がかかる
⑥極端な内股やガニ股で、歩き方が悪い
⑦過去に足首を捻挫して股関節に負荷がかかる
⑧妊娠、出産時に股関節周りの筋肉や靭帯を痛めた
その他にも色々な原因が考えられます。
現代社会では、歩くこと、しゃがむこと等の股関節の筋肉に負荷をかけることが少なくなりました。その為、股関節回りの筋肉が衰え、硬く萎縮してしまい、痛みが発現してしまうことが多いようです。
ただ、人によっては生まれつき股関節に変形のある場合もあります。
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図1 大臀筋、

図2 中臀筋

図3 小臀筋、梨状筋

図4 大腰筋 |