「横浜ピア・サポート研究会」スケジュール&記録



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 定例研究会では、正会員、学校会員の実践を中心に、『子どもの社会性育成のために学校で何をすべきか』についての実践研究を行っています。臨時会員という形での参加も受け付けていますので、興味のある方はお問い合わせください。

横浜ピア・サポート研究会 Tel&Fax:045-865-0883

※会場

 横浜市立西中学校

 横浜市西区西戸部
 町3-286

 京浜急行「戸部」
 駅から徒歩10分

 左の図を参照

※会場は、変更する場合があります。不明な点は、横浜ピア・サポート研究会にお問い合わせください。

※会員登録と会費

 学校正会員:20,000円

 (一校につき)

 個人正会員:6,000円(継続)

      :8,000円(新規)

 臨時会員:1,000円

 (一回参加につき)

2005年度研究会

○7月22日(金)19:00〜
 中学校の課題について話し合います。場所と時間は、上記のものから変更する予定です。決まり次第お知らせします。

○6月17日(金)19:00〜21:15  
 第1回目の研究会です。「集団活動」の組み立て方、「効果を上げるためのポイント」や実施後の評価について、「たてわり班活動」に取り組んだ西富岡小学校と稲越小学校を取り上げ、「社会性変容調査」のデータをもとに検討しました。集団活動をただやらせるだけではなく、お世話する側の最高学年(小学校では6年生)が「役割意識」「自己有用感」が持てるような活動にしていくための手だてについて話し合いました。

○5月27日(金)19:00〜21:15  
『社会性育成の実践を進める際に何が必要か〜実践をどう評価し改善していくか〜』
 研究会顧問の滝先生(国立教育政策研究所生徒指導研究センター)による学習会が行われました。本年度の実践研究についての理論的根拠と方法論についての講義を中心でした。小学校では、特別活動や総合的な学習の時間に実施される「集団活動」の組み立て方について、「効果を上げるためのポイント」、実施後の評価も含めて、具体的に解説されました。

○4月15日(金)19:00〜21:00
 研究会総会が行われ、2004年度の活動・会計報告に続いて、2005年度の活動方針と役員決定が行われました。今年度から、実践研究の中身をより鮮明にするために、研究会の名称を「社会性育成研究会」とすることに決めました。もちろん、これまで同様に、『「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方』を活かした「体験活動」や「交流活動」について、実践研究することには変わりありません。
 小学校では、
学校で取り組む「交流活動」は、子どもの社会性育成に効果があるのかどうか、また効果を上げるためにどのような取り組みが必要か、について「社会性変容調査」と「記録整理票」をもとに検証します。
 中学校では、中学1年生の不登校を減らすために、具体的に学校での取り組みを実施し、効果を検証します。

今年度の研究会の予定は、以下のようになります。

4/15(金)
総会 ※終了
5/27(金)  学習会(講師 滝先生)
6/17(金) 研究会
7/15(金) 研究会
9/16(金) 学習会(講師 滝先生)
10/21(金)
研究会
11/18(金)
研究会
1/20(金) 研究会
2/17(金) 研究会
3月 役員会


2004年度研究会

○1月21日(金)19:00〜21:00
 横浜市立田奈中学校・新羽中学校による『予防教育的な生徒指導に取り組むために』についての提案がありました。大規模校では、学校行事や対外的行事への取り組みが各学年毎に運営されているので、1年生から3年生までの「縦の関係」で生徒の成長を見ていく発想を持ちにくいのが現状である。また、小規模校では、地域とのつながりを重視するあまりに、「総合的な学習の時間」での活動が盛りだくさんになる傾向がある。大規模であっても小規模であっても、どのようにすれば「学校全体で生徒を育てる」発想で「体験活動」や「交流活動」を組めるかについて話し合いました。

○11月19日(金)19:00〜21:20 

 市川市立稲越小学校による『「ぽかぽか班活動」を中心にすえた学校づくりの試み』についての提案を中心に話し合いを行いました。稲越小学校では、小規模校ゆえの悩みとして、小規模校に入学させる保護者側の不安を取り除き、新年度にはなるべくたくさんの子どもに入学してもらいたい、という願いを持っています。校長先生の思いや学校づくりの方針を他の教職員に伝える試み、学校全体の子どもたちも巻き込んだ楽しい試みなど、楽しさ満載の活動が報告されました。小規模校では、常時「たてわり班活動」が行われているケースが多いのですが、その活動を通して、6年生が「自己有用感」を持つためには、もう一工夫が必要です。稲越小学校では、5年生の3学期の「領域ー1」トレーニングを全教職員が分担、事前に学習しながら実施しています。また、6年生になってから行う「お世話活動」は、校長室便りや学校便りで写真入りで特集し、6年生の「自己有用感」の定着を図っています。今後は、活動の精選をする必要があること、「事前学習」にきちんと時間を割き6年生自身の主体性を喚起させること、などが課題として話し合われました。


○10月15日(金)19:00〜21:20 

 神奈川県立横浜清陵総合高等学校による『「日本のピア・サポート・プログラムの考え方」を活かした「コミュニケーション」授業実践に向けての展望』についての提案を中心に話し合いを行いました。初めに、学校の概要、特色ある教育活動、「コミュニケーション」科目の設置についての説明がありました。次に、「日本のピア・サポート」の考え方を活かした特色科目における「社会性の育成」について詳しい提案がありました。1年時の「産業と社会」で人と関わっていきたい意欲を育て、2年時の「コミュニケーション」科目で人と関わる実体験をし、社会の中の一員としての存在感を自らの体験を通して自分の中に意識し実感する。そして最終的に、総合学科の目標である積極的・主体的な「進路選択」ができる生徒の育成を目指そうとする取組です。
 高校の提案は研究会としても初めてでしたが、これまでの小中学校の実践研究と共通する点について話し合いができました。「領域-1」のトレーニングで意欲を育て、「領域-2」の活動で人と関わる実体験を通して「自己有用感」を育てる点、事前学習や事後学習の重要性、また生徒の社会性発達を支援するために学校体制をどうつくるかという課題など、です。今回の提案が、「日本のピア・サポート」が固定的な取組の形として存在するのではなく、子どもの社会性発達支援を可能にするための「考え方」であり、その「考え方」を活かした活動を設定することであること、を確認するためのよい機会になりました。

○9月3日(金)19:00〜21:20 

 7月と同様、9月定例会は、国立教育政策研究所の「学校づくり研究会」に合流し、国立教育政策研究所会議室で、顧問の滝先生の講義を中心とした学習会を開催しました。内容は、『児童生徒の社会性を育むために−「児童生徒の社会性を育む生徒指導プログラムの開発」の研究結果をふまえて−』です。その後の質疑では、「児童生徒の社会性を育む生徒指導プログラムの開発」で用いた「社会性変容調査」を実施するときの具体的な手だて、「記録整理票」の活用、『効果を上げる「交流活動」の3つのポイント』などについて、質疑が行われました。今回開発された『「社会性変容調査」と「記録整理票」によって、「交流活動」や「体験活動」の効果を評価する方法』は、学校現場での集団活動の実践を客観的に評価する方法として注目されるものです。尚、その件についての詳しい情報がお知りになりたい方は、「児童生徒の社会性を育む生徒指導プログラムの開発」の報告書『「社会性の基礎」を育む「交流活動」・「体験活動」−「人とかかわる喜び」をもつ児童生徒に−』をご覧ください。9月末頃までには、国立教育政策研究所のホームページからダウンロードできる予定です。

○7月17日(土)10:00〜12:00 

 横浜ピア・サポート研究会の7月定例会は、国立教育政策研究所の「学校づくり研究会」に合流し、はじめて土曜日に開催しました。提案は、横浜市立みたけ台小学校で、「6年生を中心にすえた学校づくりの試み」です。
「子どもの育ちを受けとめ支える教職員の連携協力」が、学校全体で組織的に生き生きと実践されている様子を、ビデオも見せながら詳しく提案してくれました。「学校全体で6年生を育てる」、「育った6年生が下学年に良い影響を与える」といった「仲間集団による社会性発達支援」ができる学校にするために、教職員が気負わず、しかし計画的に取り組む様子が伝わってきました。同時に、「子ども自らの変わろうとする力を活かす」ためは、中心になって働く6年生側の準備やふりかえりの時間が十分にとれているかどうか、「日常的」な活動が6年生に負担になっていないかなど、今の取組を定着させるための課題について今後も引き続き検討することになりました。。

○6月18日(金)7:00〜 場所:横浜市立西中学校 

実践提案 相沢小学校、西富岡小学校

 両校の実践は、これまで3年間、横浜ピア・サポート研究会の実践研究の中心でした。今回は、これまでの報告(2002、2003年度研究会報告、参考文献を参照)とは視点を変えて、「社会性変容調査」のデータをもとに、昨年度の実践を検証しました。データの分析の結果、先生たちが立てた仮説通りの結果が出た部分と思うような結果が出ていない部分がありました。思うような結果が出ていないところは、原因を探り、今後どのように取り組む必要があるのかを検討しました。
 その中でも、「ふりかえり」が子どもの変容の大きな部分を占めることを確認しました。学年規模にもよりますが、「お世話活動」は学年全体で取り組むのですから、「ふりかえり」も学年全体で行うことが大切であることが再度確認できました。今年度も引き続き、両校とも「社会性変容調査」を継続します。今回提案した昨年度の結果と、今年度の結果を比較した提案は、来年度実施する予定です。
  

○5月18日(火)7:00〜 場所:横浜市立西中学校  
 
「社会性育成プログラムの開発に関わって」と題して、滝先生の講演を行いました。社会性変容調査から明らかになった具体例をもとに、学校で子どもの社会性育成をするために必要なことは何かについて示唆に富む内容の話でした。「日本のピア・サポート・プログラム」を活かした「お世話活動」を実践した後の効果や課題については、これまで生徒のふりかえり用紙やポートフォリオ、教職員の反省用紙や観察を中心に話し合いをしてきました。講演の内容をふまえて、今年度はさらに社会性変容調査の実施によって見えてくる実践の効果と課題についても検討したいと思います。

○4月16日(金)7:00〜(今年度より、学校事情を考え研究会の開始時刻が7時になりました。)

総会が行われ、今年度の定例会の持ち方を中心に話し合いました。2004年度の研究会では、『子どもの社会性発達支援を可能にする学校づくりはどうあればよいのか』について、学校づくりに焦点を当て実践研究することに決まりました。具体的な提案内容として、「子どもの育ちを受けとめ支える教職員の連携協力の可能性を探る」「どうすれば子ども自らの変わろうとする力をも活かすことが可能になるか」についての提案が各回の研究会で行われます。年間予定は以下のようになります。

5月 学習会(顧問滝先生)  
6月 実践提案1
7月 実践提案2 
9月 学習会(顧問滝先生)
10月 実践提案3   
11月 実践提案4         
1月  実践提案5          
2月  実践提案6                    

※その他、夏休みと冬休みにワークショップを実施します。


2003年度研究会

  ○3月24日(水)6:30〜

  役員会を行いますので、定例会はありません。

  

  ○2月20日(金)6:30〜9:20 

2月の提案は、1月と同様、先進校の取り組みとして、全校たてわり班で取り組む「なかよし活動」について横浜市立西富岡小学校の提案がありました。始めた頃と比べると、全校の先生たちが6年生を育てるために協力する姿勢ができてきたという報告がありました。それが、「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした「たてわり班活動」と、従来のたてわり班活動との大きな違いでもあります。「何らかのトレーニング・プログラムを実施すれば、あとは子どもがそれを活かしてやってくれるでしょう」、ということでは、子どもたちが育たなくなってきています。全教職員が協力して、子どもの「自己有用感」を育てることが、今の子どもの社会性の未熟・未発達を克服できると考えています。

  ○1月16日(金)6:30〜9:30 

「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした「異学年交流」を実践している先進校の取り組みに学ぶ−取り組みを継続・発展させるために必要なことは何か−という課題で、横浜市立相沢小学校から提案がありました。合わせて、事務局長より、「日本のピア・サポート・プログラム」が学校に導入できない問題点を探る、という課題で提案がありました。異学年交流は、学級活動の時間、行事、「総合的な学習の時間」などの時間を使って、多くの小学校で実施されています。そういった異学年交流と「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした「異学年交流」と、目的、教師の関わり、生徒の活動、成果において、何が違ってくるのか、を明確にしました。

 

○11月21日(金)6:30〜 

「学校全体の取り組みにするための課題」について、昨年度までの中学校と小学校の実践をふまえ、何が「学校全体の取り組みにする」ことを困難にしているのか、について提案がありました。一人ひとりの教師が、一生懸命「学級づくり」をすること、自分の分担の範囲内で一生懸命に取り組むだけでは、学校全体の教育力を上げることに結びついていかないこと、教職員が「共通理解する」とはどういうことなのか、についてもう一度考えてみる必要がある、という話し合いが行われました。

○10月17日(金)6:30〜

東野中学校と相沢小学校、二ツ橋小学校との小中連携で実施されている「チャレンジ・タイム」について経過報告の後、成果と課題について検討しました。学校全体の取り組みにしていくために何をしなくてはならないのか、また、生徒が「チャレンジタイム」に出かける前の事前学習をきちんと組むこと、などが今後の課題として話し合われました。教職員の「共通理解」については、何を取り組むにしても、今後の重要な課題です。
また、第4回日本生徒指導学会(11月8〜9日)で提案する予定の富山市立奥田中学校の「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした「職業体験活動」について報告し、討論しました。

○9月12日(金)6:30〜9:15

本年度2回目の滝先生(国立教育政策研究所、生徒指導研究センター)を講師に迎えての学習会を実施しました。8月28日に新聞報道された、不登校についての調査結果の中間報告から、中学校で急増する不登校の原因の一端が、小学校にも存在する、という報告を受けました。中学校の問題は中学校で、という視点を変え、小学校と中学校の9年間を見通した教育を進めていく必要性について話し合いました。

○7月18日(金)6:30〜9:30   

横浜市立大門小学校が6年と1年の異学年交流についての実践提案をしました。実践提案を踏まえ、従来の異学年交流の「何を」「どのように」変えていけば、「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした活動になるのか、について討論しました。「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした定型化された活動があるかのような幻想を持ちやすいのですが、決してそうではありません。「領域−1」トレーニングを行い、「領域−2」の「お世話活動」をやりさえすれば、それが「日本のピア・サポート・プログラム」の考え方を活かした活動のできあがりではありません。全教職員が、今の子どもの実態、その変容、子どもの社会性特に対人関係に関わる部を、学校でどう育てていったらよいのかを、話し合うことこそが、学校への導入の第一歩と考えます。そういった話し合いなしに、他の学校でやられている「ピア・サポートの実践」の形をそのまま定型化されたもののように、自分の学校に当てはめることが、学校への導入ではないことを、確認しました。

○6月20日(金)6:30〜9:30 6月定例会を行いました。
 

東野中学校がチャレンジタイムについての実践提案を行いました。東野中では2001年度より中学2年生の有志が相沢小学校のチャレンジタイム(クラブ活動)にジュニアリーダーとして「お世話活動」に出かけています。今年度より、有志だけではなく、中学2年生が、『総合の時間』の活動として全員で取り組むことになりました。「小中の連携」で中学生を育てたいと考える「日本のピア・サポート」の考えを具体化した試みです。中学2年生が意欲を持って活動に参加するための教師側の手だてが具体的に提案されました。中学校の教職員が校内での連携だけではなく、小学校の教職員とも連携することを通して、ともに中学生を育てることを目指しています。

尚、東野中学校のこれまでの実践については、「ピア・サポートではじめる学校づくり−実践導入編」に載っていますので合わせてご覧ください。

○5月30日(金)6:30〜9:30 5月定例会を行いました。

顧問の滝先生から、『予防教育的生徒指導の理念と方法ーなぜ「学校づくり」の視点が必要なのかー』についての講義がありました。その後の質疑で、ピア・サポート・プログラムを実施する上での学校行事や集会活動などの洗い出しと、「領域ー2」の設定についての質問が出ました。これから実践しようとする学校には重要な問題ですので、今後の定例会で実践提案のあとの話し合いを積み重ねて検討することになりました。

○4月18日(金)6:30〜 研究会総会を行いました。

今年度の定例会の持ち方を中心に話し合いが行われ、各定例会の日程や内容が決まっていた方が、学校の同僚を誘いやすいとの意見から、定例会については次のように決定しました。定例会の開催日は、基本的に第三金曜日6時30分からとする。但し、顧問や会場確保の都合で、第二または第四金曜日になる可能性がある。内容については、

5月 学習会      6月 実践提案      7月 実践提案      9月 学習会

10月 実践提案    11月 実践提案     1月  実践導入例    2月  実践導入例

4回の実践提案は、今年度新たに導入を目指している学校が行います。従来から行われていた異学年交流や地域との交流活動の「何を」「どのように」見直せば、子どもたちの社会性発達支援になるのかを探ります。また、学習会では、今の学校に、なぜ「日本のピア・サポート」が必要なのかを、顧問の滝先生から講義形式で解説していただきます。「日本のピア・サポート」に興味がある方の、総合的な解説編としても有意義だと思います。1月と2月は、既に取り組んでいる学校の実践例を基に、カリキュラム化していく上での具体的な計画について話し合います。

この定例会の開催回数に伴って、個人正会員(新規)の場合は、年会費8,000円とすることが決まりました。

2002年度研究会

  ○3月24日(月)

全国規模の中学校の実践に着いての報告があり、検討しました。

@学校全体で取り組むために必要な教職員の連携・協力

A生徒の自治活動(生徒が目を輝かす活動)の組織

の必要性とともに、継続的な「学校づくり」が今後の課題であること、を確認しました。

  ○2月25日(火)

この日に開催された横浜市三校種研究大会第21分科会の運 営についての反省、子どもをめぐる諸問題克服に向けての取り組みのあり方について確認しました。

@ 日本型いじめや不登校などの子どもをめぐる諸問題に対処するためには、教職員の連携、小中の連携を視野に入れた「学校づくり」のやり方が必至である

A 大人が子どもを操作する治療的な発想から、子ども自身が自ら育つことを視野に入れた「予防教育的」な発想への転換が大切である

  ○1月17日(金)

2月25日(火)に開催される横浜市三校種研究大会第21分科会の運 営について話し合いました。合わせて、定例会を持つ意味を再度確認しました。今後も「ピア・サポート」の実践提案だけではなく、教育全般に関する思いや意見交換ができる場でありたいと考えています。

  ○12月21日(土)

先進校からの実践を聞きました。子どもの社会性が育つ学校にしていくための「学校体制づくり」を考える上で、非常に参考になる提案でした。

  ○11月22日(金)

横浜市立若葉台西小学校と平戸台小学校の実践提案を受け、今の学校体制の中で、教職員の連携・協力がどうあるべきかについて意見交換しました。全員同じ意見で一致することは無理にしても、1〜2名の不賛成の意見を説得しないことには、一歩も先に進めない学校の民主主義の不思議さに、「学校づくり」の難しさを感じました。それが、横浜の特色なのか、全国共通なのか、12月のワークショップで検討したいと思います。また、小学校では当たり前に行われている異学年交流をもう一度、「だれの」「何を」育てるための活動なのか、その活動で子どもたちは育っているのかを、考える必要があることも確認しました。

○10月11日(金)

@夏の研修会の感想

A中学校の「日本のピア・サポート」の方向性

B富岡東中学校の提案

以上の@ABを通して、「日本のピア・サポート・プログラム」としては、

○「抱え込み」から「教職員の連携・協力」へという発想が大切であること

○「人間関係づくり」と称するゲームやロールプレイングを持ち込んで、大人の力で子ども達を何とかしようとすることではなく、子どもがみずから持っている力を発揮できるように周りの大人が何をすべきか、考えること

が大切であることを確認しました。

C滝先生からの帰国報告および講義『生徒指導の理念と方法を考える』

滝先生の講義で使った資料は、ホームページからダウンロードしてご覧になれます。

○7月20日(土)

7月のワークショップに向けて、小学校(相沢小、西富岡小、平戸台小、下瀬谷小)の実践報告について検討しました。

○6月28日(金)

7月のワークショップに向けて、中学校(木更津第二中、東野中、富岡東中)からの実践報告について検討しました。

○5月24日(金)

@事務局長および顧問から「日本のピア・サポート・プログラム」に関する提起 「子どもを変える」プログラムではなく、子どもが育つために「大人がどう仕組みをつくるか」というプログラムであることを、再度確認しました。

A実践校からの提案 教職員間の温度差をどう埋めるかは、「学校づくり」を目指すときの重要かつ困難な課題であることを話し合いました。

B日頃の教育実践からの提起 若手の教師からの意欲的な提案で、話し合いが進みました。「自分のカラー」を出すこと、基本的なやり方を会得することの問題は、「ピア・サポート・プログラム」導入に際しても問題になることなので、今後も継続して話し合う必要を感じました。

○4月19日(金)総会

新年度の役員改選、規約の確認、今年度の研究計画について話し合い、確認しました。今年度は、「領域-2」の活動計画、特に中学校での実践を中心に研究していくことに決まりました。毎回の定例会では、すでに学校にピア・サポート・プログラムを導入している学校からは「学校づくり」に焦点を当てた提案があります。また、これから導入しようと考えている参加者からは、「学校づくり」の困難さをふまえての意見交換を行い、ピア・サポート・プログラムの導入を考えます。

2001年度研究会

○2001年4月18日(水)6:30〜8:30

3月26日の総会で決定した新年度の役員紹介、規約の確認、今年度の研究計画について話し合い、確認しました。今年度は、領域-2の活動計画を中心に研究していくことに決まりました。毎回の定例会で、すでに学校にピア・サポート・プログラムを導入している学校の研究経過を提案します。これから導入しようと考えている参加者からの積極的な質問や意見を聞く・答える・説明することを通して、ピア・サポートの導入を考えます。

○2001年5月11日(金)6:30〜9:20

ピア・サポート実践校6校より実践報告があり、その後質疑を行いました。横浜ピア・サポート研究会が提案している「ピア・サポート・プログラム」とは何か、に関わる質問が出され、それに答える形をとりました。

すでに、このホームページの「設立にあたって」に掲げていますが、あえて私たちが「日本のピア・サポート」と言っている意図を、もう一度きっちり理解してほしいと願っています。一見「子ども中心」に見える活動を目指しているわけではありません。社会性、主体性は、教え込むことでは育たないものだからこそ難しいわけです。ピア・サポートは、教え込まないやり方にどんな方法があるのか、を探るための新しい提案です。

○2001年6月15日(金)6:30〜9:15

平戸台小学校、西富岡小学校、東野中学校の領域-2の活動について報告がありました。その後の質疑で、領域-1と領域-2の関連、「路上教習」でたとえられる領域-2の活動が、「期待しすぎ」「やりすぎ」ていないだろうか?ということが出され、話し合いました。また、ピア・サポートは何を目指すのか、「自己有用観」を育てるプログラムと言えるのか?、領域-1の「トレーニング」を終えるだけでも子どもが変わったように見えるのは、実際そうなのか?短期的な効果なのか?など、根元に迫る問題で質疑がされました。

また、5月20日(日)夜8時からBSiで放送された相沢小学校のピア・サポート活動をビデオで見た後、横浜ピア・サポート研究会の「日本のピア・サポート・プログラム」がきちんと伝わっただろうかについても話し合われました。

○7月13日(金)6:30〜9:15

福岡県のピア・サポート事業の一環として、6月21日に山春小学校の発表会が行われました。そのときのビデオを視聴しながら、領域-2の活動について話し合いました。山春小学校と合わせて、研究会の実践校からの報告もありました。領域-2の活動は、横浜ピア・サポート研究会が提唱している「日本のピア・サポート・プログラム」の意図する点を踏まえていれば、学校の実情に合わせていろいろなやり方が考えられることが確認されました。また、中学では教師がチームを組んで生徒の指導に当たる体制づくりがたいせつであることも確認されました。昨年度までは、領域-1のトレーニング部分にのみ焦点が当たっていましたが、今年度は「学校づくり」に視点を当てた報告を中心に話し合いが進行しています。

○9月14日(金)6:30〜9:00

相沢小学校の「ふれあいフェスティバル」、西富岡小学校の「なかよし給食」の提案を中心に話し合いが行われました。多くの小学校で、同じような活動が実施されていますが、その活動で、「だれの」「何を」「どのように」育てるのかを考え、教職員が意識的・計画的に導入することが「日本のピア・サポート・プログラム」です。小学校では、教職員全員が「6年生を育てる」仕組みを学校の中につくることです。話し合いの方向が、大きな仕組みのパーツだけを取り上げて論議することなく、そのお世話活動で「誰の」「何を」「どのように」育てるのかに、常に立ち戻って話し合いができるようになり、論点が深まってきつつあります。

○10月26日(金)6:30〜9:00

平戸台小、相沢小、富岡東中学校からの報告がありました。富岡東中学校では、ピア・サポート・プログラムの導入をしていませんが、いまある地域や小学校ととの交流活動を「生徒が育つ」視点から見直すという提案でした。「日本のピア・サポート・プログラム」は、予防教育的な生徒指導プログラムとして提案しています。トレーニングで行うゲームやロールプレイングの一部だけを用いて、今の子どもたちの不足している部分を補いたいと考えて、意欲のある教員2〜3名だけで、取り組むものではありません。教員同士の連携がとれないがために、学校全体の取り組みにしていくことが大変困難な状況については、これまでの研究会では何度も話題になりました。教育委員会のバックアップ、管理職の理解を得られることは重要ですが、繰り返し教職員同士の連携協力は、「学校づくり」にとって、もっとも困難で、かつ重要課題でしょう。以上のことを考えるためにも、その他のスケジュールでお知らせしています第2回日本生徒指導学会での提案を参考にしていください。

○11月9日(金)6:30〜9:20

平戸台小学校のふれあい清掃、西富岡小学校のなかよし活動、相沢小学校と東野中学校の中学2年生によるチャレンジタイム(相沢小学校のクラブ活動)のお世話活動の提案がありました。続いて、11月11日(日)第2回日本生徒指導学会で提案予定の相沢小学校からも同じ内容の提案がされ、その後質疑が行われました。今後の課題として、「学校づくり」を考えるときに、「学校の中に定着させていくための問題点」をそろそろ整理していく時期にきているのではないか、という滝先生からの話がありました。「できる人が、できる範囲で、気軽に取り組める」プログラムではないことについては、周知徹底されたようですが、次の段階として、「では、学校づくりに取り組むためにはどうするか」を今年度数回の研究会で話し合いたいと思います。

○12月7日(金)6:30〜8日午前2:00

以下の要領で、研究会および忘年会を開催しました。「学校づくり」は、その学校の教職員の温度差をいかに縮めるかが重要な課題であることを、再確認しました。それぞれの個人が持つ「やる気」や「情熱」だけを問題にしている限り、差が縮まることは無理なことです。では、一定の温度に暖めるための手だては、存在するのでしょうか。今後の重要な課題です。


1. 日 時 2001年12月7日(金)午後6時30分から一泊 翌朝朝食後に解散

2.会 場 「浜京」横浜市教職員互助会保養所
横浜市港北区綱島西2丁目5-4 (531)7162/7163
 東横線「綱島」下車徒歩5分

3.内 容 ○ピア・サポート・プログラムに取り組んでいる学校の        経過報告
       ○第2回日本生徒指導学会実践発表報告
       ○今年度の反省

○2002年1月11日(金)6:30〜9:30

これまでの実践をふまえて、『「領域-1」のトレーニングはしないが、「領域-2」の活動を全教職員で見守ることで、子どもは育つのか』について、今の子どもたちや教職員の現状を考えながら討論しました。「それぞれの先生が、それぞれのやり方で」という理想論で、本当に子どもが育っていける環境に学校はあるのだろうか?教職員が全員で、または学校全体で何かを取り組むためには、「何か一つの枠組み」「システム」が必要なのではないか。「日本のピア・サポート・プログラム」は、その一つの提案です。「一つのシステム」として、学校が子どもの育つ環境となれるよう、連携・協力の再確認が必要です。しかし、そのことが一番難しいことです。

○2月8日(金)6:30〜8:45

西富岡小学校、平戸台小学校、相沢小学校の今年度の実践についてふりかえり、来年度の展望について話し合いをしました。初めて参加した木更津第2中学校からの質問に答えながら進みましたので、これまでの導入に対する疑問がより鮮明になり、話し合いが深まりました。

○3月15日(金)6:30〜9:30

2001年度の「ピア・サポート・プログラム」の取り組みを通して、子どもたちがどのように育ったかを、1年間の活動をふりかえりながら、話し合いました。

2000年度の研究会記録

○2000年5月19日(金)6:00〜8:30

日限山中学校の提案をもとに、中学校でのピア・サポートの導入について話し合いました。中学校では、トレーニングの次に、活動する場をどのように設定するかを検討しました。次回も引き続き検討の予定です。

○2000年6月15日(金)6:30〜9:00
谷本中学校の提案をもとに、中学校でのピア・サポートの導入についての話し合いをしました。谷本中では、昨年度から引き続きの生徒会リーダー研修会とともに、今年度あらたに1年生全員を対象としたトレーニング・プログラムの実施を考えています。時間や場所の問題もさることながら、指導者の確保やトレーニングの次の活動をどう設定するかなど、まだまだ検討課題がたくさんありそうです。

「ピア・サポートに取り組む」ことは、領域1のトレーニング部分だけを実施することではなく、領域2の活動をも見通すことが必要であることを確認しました。むしろ領域2の活動を見直す過程で、トレーニングの必要性を確認するのだと考えます。「設立にあたって」で強調しましたが、私たちは、決してトレーニングで子どもたちを変えようとは思っていません。トレーニングに続く「活動」の場をいかに設定するかが大きな鍵となります。

また、トレーニング・プログラムの中の「役割カード」を取り上げ、さまざまな実践報告をもとに話し合いました。役割カードでは、聞き手の態度が話し手にも影響することを体験し、ふだんの言動をふりかえることが目的です。さまざまな実施例から、役割を固定すること、役割カードを途中で相手に見せないで実施することで、ゆさぶりが大きいことが確認されました。聞き手と話し手を両方体験させたいと言う願いから、役割を途中で交代すると、ゲーム性の要素が強くなり、役割カードの目的からそれる場合も出てきます。また、ダメージを減らすために、「せりふ」を与えたり、終わったあとゲームをして気分をほぐすことも実施している例があげられました。最終的には、聞き手の態度によって、お互いに話しやすくなること、話をしていて楽しいことを体験して終わりにしたいことが確認されました。

○2000年7月13日(木)6:30〜9:00

相沢小学校と東野中学校で計画中の小中の連携についての提案では、トレーニングの部分だけに注目されがちだったピア・サポートを一歩発展させ、領域2の活動部分をきっちりと視野に入れた活動として、研究会員の注目をあびました。小学校で行われるチャレンジタイム(クラブ活動)を、中学2年生と小学生の関わり合える場として役立てることは、小中学校の教職員の理解と協力が大きな力になります。中学2年生が関わりの中で育つ場となるよう、研究会でもトレーニング部分も含めて応援することを確認しました。

 「ふりかえり」では、子どもたちが「楽しい」という感想以上のものを無理に引き出そうとしたり、深めようとすることよりも、一人でゲームをすることも楽しいが、大勢で遊んだり,ふれあうことも楽しいことだと、子どもたちが体験を通して感じることができることが大切です。「指導者として、どのくらい「教師くささ」をうすめることができるかがポイントなること、子どもたち自身のことばや気づきを大切にすることが確認されました。

○2000年9月14日(木)6:30〜9:00

中川西小学校の総合的な学習の時間へのピア・サポートの位置づけについて話し合いました。これまで保健委員会で取り組んできたピア・サポート(中川西小ではフレンドシップと呼んでいる)を、今年度はトレーニングの部分を総合的な学習の時間に設定する計画が立てられ、提案されました。各教科や領域のからみから、4時間しかトレーニングの時間がとれないことの是非について、各学校からの実践をふまえた真剣な討論が展開されました。領域1のトレーニングでは、近頃の子どもたちに欠けてきている社会性の基礎の部分を補うことが目的ですが、全て流して8コマを4時間では無理だと言う意見が大勢を占めました。また、8コマのトレーニングをどの時間でとるかは、各学校の実態を考慮する必要があることも確認されました。

○2000年10月20日(金)6:30〜9:30

平戸台小学校と若葉台小学校の提案について話し合いました。両校ともに、来年度の本格実施に向けて、職員研修も兼ね、学校保健委員会で実際のトレーニング部分を実施しています。実施するたびに、繰り返し「なぜピア・サポートか」の確認をする必要を感じました。ピア・サポートを学校に導入する意味を、教職員が確認してこそ、学校づくりの第一歩がはじまるわけです。「トレーニングだけで、子どもを変えるのではない」ということを、最初は確認していても、回を重ねるとついおざなりになります。自分が担任の間に何とかしようとか、最高学年になるのを待つことはない、低学年のうちから少しずつやってみようという、短期で勝負、自分の学年や学級で勝負のパターンに陥りやすいことを気をつけることが確認されました。

○2000年11月16日(木)6:30〜9:00

来年度には、小学校のピア・サポート・プログラムの本格実施を考えている多くの学校のために、11月、12月の研究会は、その計画の最終段階です。正会員、臨時会員合わせて35人という大勢の参加でした。

中学校は、東野中、日限山中、本郷中、谷本中の4校から、小学校は、富岡西小、相沢小の2校から永安がありました。やれる人が、やれる範囲で、とりあえずやってみることがピア・サポートではないことは、これまでの話し合いで何度も確認されました。

中学校では、やりたい生徒や、やる気のある生徒を対象に取り組んだピア・サポート・プログラムを、学年全体に導入することの困難さをめぐって討論されました。たての活動、お世話をすることを通して生徒が育つ観点を大切にすると、学校内で、または学校外で、領域2の活動をどう組めばいいのかが焦点になりました。トレーニング部分のみが、重要視されがちな中学校での実践を、領域2の活動をきちんと設定し、生徒を育つ仕組みをつくることが何より重要であることが、確認されました。

小学校では、異学年交流やたてわり活動といわれている様々な活動がたくさんあります。それらを、子どもがやってよかった、自信がもてたと思える活動に、意識して組むことが大切になります。たくさん活動があるから、子どもがやってくれるだろうと追い立てているだけでは、子どもが育つことにはなりません。「子どもが育つ」ための仕組みをきちんと学校の中に作ることを、全教職員で最低の共通理解をもつことが大切であることが確認されました。

○2000年12月20日(水)6:30〜9:15

前回に引き続き、来年度の学校導入計画の検討を行いました。今回は、平戸台小、東汲沢小、若葉台西小、中川西小、野七里小と、小学校5校の提案でした。今の子どもたちの状況を考えると、ピア・サポートが学校に必要と分かっていても、全職員が納得して実施するのはかなり難題のようです。「ピア・サポートは、有効かどうか」「どういう位置づけなのか」など、子どもと関わる当事者の教職員こそが真剣に話し合わねばならないことを、客観的に、他人任せにしたがる傾向が、学校の中にはあるようです。「子どもが育つ仕組みをどうつくるか」「子どもを育てるには、何が必要か」などを真剣に考えることが、何より大切だと考えて、ピア・サポートの導入を考えています。小学校では、最高学年である6年生が育つ為の仕組みをつくる第一歩として、3学期からの5年生のトレーニングを実施する計画です。それを準備段階として、4月からの、お世話活動をどう組むか、それを通して最高学年としての自覚、自信や自己有用感をもつことが、子どもが育つことではないかと考え、各学校での取り組みを真剣に話し合いました。

○2001年1月19日(金)6:30〜9:15

福岡県山春小学校での実践を通して、領域2の活動の設定について話し合いました。教職員の協力体制ができるためのモチベーションは?、領域2の活動での事前・事後の話し合いを含めた時数のとりかたなど、具体的に学校に導入するために必要な部分の話し合いが行われました。

また、来年度のピア・サポート本格実施にむけて、各学校で来年度の具体的な計画について話し合いがもたれている時期なので、ピア・サポートがきちんとした形で導入されるためにも、「領域1のトレーニングだけがピア・サポートではない」、「教職員が協力しあう(抱え込まない)ことで、子どもが育つ仕組みをつくる」ことを確認しながら話し合うことが大切であることを確認しました。

○2001年2月16日(金)6:30〜9:00

ピア・サポートを学校に導入するときに、教職員の話し合いによく出てくる項目を話し合うことを通して、ピア・サポートについてのさらなる理解を深めました。「領域-1のトレーニングの部分はマニュアルではないか」、「マニュアルで子どもを変えるのか」という論議は、自分の学級経営に絶大なる自信をもつ教師の多くが持つ疑問のようです。それは、「私の力で子どもをかえたい」という思い上がりの裏返しの表現でしょう。もっと言えば、「私一人の力でできるのに、学校全体で画一的に取り組む必要など感じない」という独りよがりの極致にいたってしまうようです。たくさんの目で子どもを見ていく、育てていく発想なくして育てられる子どもたちこそ悲惨ではないでしょうか。

「学校で、教職員が協力して、子どもたちを育てる」ことで、「子どもたちが育つ仕組み」ができるのです。子どもは、自信と自己有用感、役に立っている満足感をもつことで育ちます。そのために、学校のさまざまな活動をそのような自信がもてるようなものに、意識的に、計画的に組み変えるのは、教職員の仕事です。

大人側の都合を百回話しあうことよりも、「子どもが育つ仕組み」をつくるために一歩踏み出すこと、そのための有意義な話し合いになりました。他の人や、他の学校に伝えるために、具体的な「活動案」にしていくことが、来年度の課題となることが確認されました。

○3月25日(日)、26日(月)

これまでに研究会に参加した人たちを中心に、2日間のワークショップの形式で、領域-1のトレーニングを体験しながら、話し合いを行いました。「ピア・サポートではじめる学校づくり−小学校編」で紹介した、トレーニングの基本プログラムの確認のためです。トレーニングは、9ステップを通して行うことで、子どもたちが次の活動に向けての準備をするということを確認しました。各ステップのトレーニングを、各学校で分担してやりました。

 3月26日(月)は、ワークショップ終了後、研究会総会を開きました。